2013/03/28

ゲストハウスのヘルパーをやってみた。

自己紹介でも書いたように、去年の9月から年末まで札幌のゲストハウス「TIME PEACE APARTMENT」でヘルパースタッフをやってみました。



ゲストハウスとヘルパースタッフ

最近は多くの旅人が利用するようになったゲストハウス。女性のゲストも多くて、カフェやバーが併設されているようなおしゃれなゲストハウスもたくさんあるみたいです。
僕がヘルパーをしていたTIME PEACE APARTMENT」もとても素敵なゲストハウスでした。


多くのゲストハウスにはヘルパーと呼ばれるスタッフがいて、掃除、洗濯、チェックイン・アウトの案内やベッドメイクなどのお手伝いをしています。アルバイトとは違い賃金は原則発生しません。そのかわり、フリーアコモデーション(通称フリアコ)という無料での宿泊ができます。場所によっては食事もついているので、長期滞在をしたい人や、ワーキングホリデーで住むところが決まるまでの間滞在する人などが住込みでヘルパーをすることが多いようです。僕は札幌在住なので通いだったけど、たまに泊まってました。


ヘルパーの1日

朝は8時に出勤してチェックアウトの対応、そのあと掃除をしてベッドメイク。最後に布団のカバーや枕カバーなどを洗濯して干したら終了。だいたいこんな感じでした。ゲストが少ないときだと12時か13時くらいには全部終わってました。
僕はそのあと学校に行ったりバイトにいったりしていたのですが、普通のヘルパー(学生じゃなくてバイトもしてない人)だと観光にも行けるし、ゲストとお話したりご飯を食べにいったりもできます。
たまにチェックインの対応もしていたのですが、外国人のゲストも多く、日本語が全くできないゲストのときはちょっと大変でしたが、中学生レベルの英語とジェスチャーでなんとかなりました。


自由なスタイル

旅のスタイルとして安く自由に観光できるというのがゲストハウスに宿泊するメリットであると思うのですが、受け入れるホスト側もホテルや旅館と比べるとはるかに自由なスタイルで、それぞれのスタッフが自分の個性を活かしてゲストと接していると感じました。
ただ安く泊まりたいならビジネスホテルの格安プランでいいと思います。その土地に住んでいる人や他のゲストとの交流がゲストハウスの魅力で、ネットや雑誌からは知ることのできない最新の情報をより正確に得られる。
国内でもLCCが本格的に利用され始めて、これからはもっとゲストハウスが旅人にとって身近なものになっていくと思います。
自分らしいスタイルで旅ができるゲストハウス。
まだ利用したことがない人は是非利用してみて欲しいです。きっと旅がより充実すると思いますよ。
観光名所をみたいだけならGoogle Earthでいいじゃないか。
ご当地料理はネットでお取り寄せできるじゃないか。
でもそこに住む人に会うには、そこへ行くしかない。
1番の観光資源はそこに住む「人」なのかもしれない。

感謝。

最後に、3ヶ月間ヘルパーをさせていただいたTIME PEACE APARTMENT」のみなさん。本当にありがとうございました。自分の人生において最高のタイミングで最高の経験ができたと思います。初めてノートに自分の名前が書かれているのを見たときの喜びを忘れずに、これからも夢に向かって1歩1歩進んでいこうと思います。

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